Windows 10 Anniversary Update (Redstone 1)でのモダンスタンバイの挙動

Windows 8.1時代に、InstantGo(Windows 10でいうところのモダンスタンバイ(Wi-Fi接続あり))に対応しているSurface Pro 3の電源オプションの隠し項目について記事を書きました。
Windowsの電源オプションで設定可能な項目を増やす - らどこの消費生活 続き
これは、デフォルトでは"スリープ後4時間たったら休止状態に移行する"という設定だったのを変えるためのtipsでした。

さて、Windows 8.1から10にあげ、さらにAnniversary Update (Redstone 1)を適用してからスリープを試したところ、上記とは別の原理で、自動的にスリープから休止状態へと移行しました。どうやら"adaptive hibernate"というもののようです。
Adaptive hibernate - Windows 10 hardware dev

これもまた、設定値が電源オプションには表れないもののようです。
レジストリーだと以下のところにあるようですが、実際のところ、値を変えたらどうなるかは、確かめてはいません。

 ・StandbyBudgetPercent
  (スタンバイ中に消費してもよい単位時間あたりのバッテリーの割合 (%))
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\8619B916-E004-4dd8-9B66-DAE86F806698\9FE527BE-1B70-48DA-930D-7BCF17B44990

 ・StandbyReserveTime
  (※MSDNの説明とぴったりあうものは見つかりませんでした)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\8619B916-E004-4dd8-9B66-DAE86F806698\49CB11A5-56E2-4AFB-9D38-3DF47872E21B

 ・USERPRESENCEPREDICTION
  (※MSDNの説明にあうものは見つかりませんでした)

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