MOtOLOiD USTREAM係

2011/02/26 MOtOLOiD: http://motoloid.info/USTREAM係を担当しました。
PAはlinear_pcm0153師匠 (http://blogs.yahoo.co.jp/linear_pcm0153)で、師匠は音だけでなくカメラの位置(webカメに三脚つけたり磁石付けたりの改造もしてました)なども設定してくださったので、僕は配信画面に専念という形で、ときどき余裕ができたらイベントを楽しんでいました。

配信機材 ハード

配信ソフト

配信しているときの画面




フルHDモニタ】

  • 左上IE8(1): UST配信開始/停止画面, twitter webでのハッシュタグ監視, HootSuiteでの自分アカウントでのつぶやき
  • 右上IE8(2): UST受信画面モニタリング
  • 左下秀丸: ManyCamで字幕を流すための原稿
  • 中下カメラソフト: カメラのズーム・角度調整
  • 右下ManyCam: カメラ切り替え, 字幕流し
  • 通知領域: ID Manager
    • ManyCamの字幕流し機能で使うテキストボックスにはコピペで文章を貼り付けられないという難点があり、用意していた原稿を高速にタイピングするかキーボード入力をエミュレートするAPIを用いてテキストを流し込むことが必要になるのですが、パスワード管理ソフトであるID Managerのパスワード類をテキストボックスに貼り付ける機能がそのまま使えたのでそれでやりました。

【ノーパソ画面】

  • FMLEの画面

解説

ノートPCの−(無線)−WiMAXルータ−(ネット)という経路で、webカメラ2台の映像と、PA師匠のほうから流れてきた全部mixされた完璧なレベルの音をそのまま流しました。
準備を整えて配信ボタンを押せば、あとは受信モニタリング画面だけを目視すれば(音声はPA師匠側のレベルメータとFMLEのを目で見てあっていればいいかな、と)ひとまず配信はできているということがわかります。
まだUSTを見ていないフォロワーさんへのお知らせに、DJさんの交代のときはUST配信開始/停止画面上部のステータス更新を行ったり、
TL上のみなさんの盛り上がりを見ながら、質問が出れば回答したり(運営側が答えるのではなく、TL上のみなさんの中で会話がはずみほうが一体感がでますね)、受信者固有のトラブルなどがつぶやかれたときに対応を提案してみる、などということをしてました。ハッシュタグの監視はUST中だけでなく、イベントのお客様が会場に向かわれているときもしており、道に迷ったとかお店の看板がないのでわからないといった報告があがってきたそれを見て対応をしたりしました。
カメラ切り替えソフトManyCamはDJプレイとVJ映像を映すために導入したのですが、ロゴを表示する(linear師匠が作りました)、キャプションを流す、などの機能が盛りだくさんでしたので、DJさん紹介(1人40分のプレイ中に同じのを2回流した)と最後のスタッフロールを入れてみました。
ManyCamは640*480の4:3で、それをFMLEで左16右16上68下70ほどcropしてUSTREAMパネルサイズの608*342(16:9)にしました。FMLEの画面はcrop後の映像のみを表示し、これを見てカメラやキャプションの位置を決めていました(最後どわすれしてManyCamの4:3画面の一番したにキャプションおいてしまい配信画面にのっていなかったです...)

わかったこと

これだけのソフトを立ち上げると、やはりフルHDの画面は必要でした。
IE8でJavaScriptをふんだんに使うHootSuiteや、webカメラにしては性能の高いものを使用していたためか、32bitマシンだとメモリが限界近くまで使用されていました。
FMLEとManyCamは処理が重いので、常時70〜80%のCPU使用率でした。
自分が無線回線で行ったUSTでは初めて切断トラブルがありませんでした。ルータを電波の入りやすい位置に設置したのがよかったと思います。

おまけ

Togetterで MOtOLOiDにかんするつぶやきをまとめました。こうやってみなさんが感じたことを後で見ることができると、イベント協力してよかったなあ、また次あるとしたら参考になるなあとか思います。ご参加・ご試聴ありがとうございました。
http://togetter.com/li/106058